「Windows実行プログラム」には、コマンドラインで指定できるオプションが用意されています。
コマンドラインオプションを指定することにより、プログラム起動時の初期値を指定したり、「実行用FD」を自動作成したりすることが可能になります。
コマンドラインオプションの使用法
ショートカットでの指定
下図のように、「リンク先」での指定します。 (WindowsXPでの例)
コマンド(MS-DOS)プロンプトでの指定
下図のように、コマンドプロンプトで指定します。(WindowsXPでの例)
バッチファイルでの指定
バッチファイル、その他スクリプト内で指定します。
「Windows実行プログラムの」マンドラインオプション
gppro.exe /d:[A,B,C....] /p:[0,1,2,...] /m:[1,2,3,4][E][V][Z][L]
/a:[D,P[password],A] /s:[driver] /f:[fd] /t /h /q
※アルファベット、大文字、小文字は区別されません。(ドライバ名、パスワードを除く)
※オプションの指定順序は、任意です。
指定内容 |
書式 |
ディスクの消去 |
ディスクの
チェック |
実行用
FD作成 |
実行用
CD作成 |
実行用
USBメモリ
作成 |
ドライブ名の指定 |
/d:[a,b,c,d,...]
a,b,c,d,...:ドライブ名 |
○
消去対象
ドライブ |
○
チェック対象
ドライブ |
○
フロッピーディスク
ドライブ名
ディフォルトはA |
|
|
ディスクの指定
(WindowsNT
/2000/XP/
Vistaのみ)
(ドライブ名指定
より優先) |
/p:[0,1,2,..]
0,1,2,...: ディスクNO |
○
消去対象
ディスク |
○
チェック対象
ディスク |
|
|
|
CDイメージ
ファイル名 |
/i:[ファイル名] |
|
|
|
○ |
|
消去方式、
処理オプション
の指定 |
/m:[1,2,3,4][E][V][Z][L]
[1,2,3,4]:消去回数
[E]: エラー時中断
[V]; 読込検証
[Z]; ゼロ以外時中断
[L]; ログのFD書込 |
○
/m:[1,2,3,4][E][V]
のみ有効 |
○
/m:[E][Z]
のみ有効 |
○
/m:[1,2,3,4]
[E][V][L]
のみ有効 |
○
/m:[1,2,3,4]
[E][V][L]
のみ有効 |
○
/m:[1,2,3,4]
[E][V][L]
のみ有効 |
自動実行の指定 |
/a:[D,A]
/a:P[password]
[D]: 消去方式指定
[A]: フルオート
[P]: パスワード指定 |
|
|
○ |
○ |
○ |
SCSIドライバの指定 |
/s:[driver] |
|
|
○
SCSIドライバ名
を指定
一覧の( )の
内部の
文字を指定 |
○
SCSIドライバ名
を指定
一覧の( )の
内部の
文字を指定
"cdauto"で
「ディスク
インタフェース
自動認識CD
を作成」 |
○
SCSIドライバ名
を指定
一覧の( )の
内部の
文字を指定 |
追加情報
の入力指定 |
/n:title1,[0,1],title2,[0,1]
titl1,title2:項目名
スペースは'_'で指定
[0,1]:必須入力は1 |
|
|
○ |
○ |
○ |
その他オプション |
/o:[D,C,U,P]
[D]:IDEインタフェースを
無効にする
[C]:終了レポートを
[確認][終了]の2ボタン
にする
[U]:32GB以下の
USBデバイスも
消去対象とする
[P]:acpiを無効にする |
|
|
○ |
○ |
○ |
処理の自動実行 |
/f:[fd,cd]
[fd]:実行用FD
[cd]:実行用CD |
|
|
○
「Windows実行
プログラム」の
起動と共に、
「実行用FD」の
作成処理を
行います。 |
○
「Windows実行
プログラム」の
起動と共に、
「実行用CD」の
作成処理を
行います。 |
|
処理の終了時、
プログラム終了 |
/t |
|
|
○
「実行用FD」
作成終了時、
エラー発生中断時、
「Windows実行
プログラム」を
終了します。
/f:[fd]
と共に指定
した時のみ
有効 |
○
「実行用FD」
作成終了時、
エラー発生中断時、
「Windows実行
プログラム」を
終了します。
/f:[cd]
と共に指定
した時のみ
有効 |
|
エラーメッセージの
非表示 |
/q |
|
|
○
「実行用FD」
作成終了時、
エラーが発生しても、
メッセージなどを
表示しない。
/t
と共に指定
したとき
のみ有効 |
○
「実行用FD」
作成終了時、
エラーが発生しても、
メッセージなどを
表示しない。
/t
と共に指定
したとき
のみ
有効 |
|
Windowの非表示 |
/h |
|
|
○
「実行用FD」
作成終了時、
Windowを表示
しない。
/t
と共に指定
したときのみ
有効 |
○
「実行用FD」
作成終了時、
Windowを表示
しない。
/t
と共に指定
したときのみ
有効 |
|
|
使用例
○初期値を、E:ドライブ、4回消去、消去後チェックとする
gppro.exe /d:E /m:4v
○初期値を、2番目のディスク、1回消去、エラー時中断とする
gppro.exe /p:1 /m:1e
○初期値を、4回消去、消去後チェック、ログをFD書込み、消去方式指定、SCSIドライバ(aic7xxx)
gppro.exe /m:4VL /a:D /s:aic7xxx
○初期値を、4回消去、消去後チェック、パスワード指定(1234)として、「実行用FD」を自動作成。作成後終了。
gppro.exe /m:4V /a:P1234 /f:fd /t
コマンドライン実行サポートプログラム、[WaitWinProc.exe]の使用
このユーティリティプログラムを使用することにより、バッチ処理の中でコマンドラインオプションを指定して[gppro.exe]を使用する場合、処理が終了するまで、次のステップに進まないよう、待たせることが可能になります。
詳しくは「ユーティリティプログラム」をご覧ください。
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