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■ドメインコントローラ 本製品は、WindowsNT4.0Server相当のプライマリドメインコントローラとして、動作させることが可能です。 ※バックアップドメインコントローラにはなれません。 ※ドメイングループの扱い、プリンタなどドメイン上の資源への権限設定など、Windowsドメインコントローラとは異なる部分があります。 ドメインコントローラの設定 本サーバーを、プライマリドメインコントローラにするには、「詳細設定」において、「ドメインコントローラ」を「設定する」にしてください。 ドメインコントローラにするメリット 本サーバーをプライマリドメインコントローラにし、クライアントを、ドメインログオンの設定しした場合、以下の機能が得られます。 ・クライアントで変更したパスワードが、本サーバーと同期される。 ・クライアントマシンの時刻を、サーバーと同期させることができる。 ・WindowsNT4.0/2000/Xpクライアントの場合、個別に接続ユーザーを登録しなくても、ドメインユーザーに対して、クライアント上の共有フォルダ、共有プリンタの権限設定が行える。 クライアントの設定 ※設定方法は、Windowsのバージョンにより多少異なります。 ・Windows95/98/Me 「コントロールパネル->ネットワーク」における「Windowsネットワーククライアント」のプロパティで、「WindowsNTのドメインにログオンする」にチェックを入れ、本サーバー「基本設定」の「ワークグループ名」で指定した名前を、「WindowsNTドメイン」として入力。 ・WindowsNT4.0/2000/Xp(Professional) Administrator権限でログオンし、 1.本サーバー「コンピュータの登録」で、WindowsNT4.0/2000/Xpクライアントのコンピュータ名を登録。 2.クライアントで、ドメインへの参加を登録。 (NT) 「コントロールパネル->ネットワーク」の「識別」で、で、「変更」->「プロパティ」ボタンを押し、ドメイン名を入力。 (2000) 「コントロールパネル->システム」の「ネットワークID」で、「プロパティ」ボタンを押し、「次のメンバ」として「ドメイン」を選択し、ドメイン名を入力。 (Xp) 「コントロールパネル->システム」の「コンピュータ名」で、「変更」ボタンを押し、「次のメンバ」として「ドメイン」を選択し、ドメイン名を入力。 3.「OK」を押すと、「ドメインに参加する許可を与えられたアカウントのユーザー名とパスワードを入力してください」と聞いてきます。 ユーザー名:root パスワード:adminユーザーのパスワード を入力してください。 4.その際「このコンピュータアカウントをドメインに作成する」は行わないで下さい。 5.「xxxxドメインへようこそ」などのメッセージがでれば完了です。 ご注意 ※「使用されているアカウントはコンピュータアカウントです。このサーバーにアクセスするにはグローバルユーザーアカウント又はローカルユーザーアカウントを使用して下さい。」 というエラーメッセージが出る場合は、「コンピュータの登録」が正しく出来ていません。 ※WindowsXP(Professional)において、 「ドメインに接続できません。ドメイン コントローラがダウンしているか利用できない状態になっている、・・・」 のメッセージが出て、ドメインにログオンできない場合があります。その場合、 「コントロールパネル」 「管理ツール」 「ローカル セキュリティ ポリシー」において 「ローカル セキュリティ設定」を起動して、「ローカル ポリシー」 「セキュリティ」フォルダにおいて「ドメイン メンバ:常にセキュリティ チャネルのデータをデジタル的に暗号化または署名する」を無効に設定してください。 ■他ドメインコントローラ/サーバーへの認証の移譲 ネットワーク上に、別のドメインコントローラ/NT4.0/2000/XP(Professional)コンピュータがある場合、ユーザー認証を移譲することができます。 本サーバーには、ユーザー名の登録は必要ですが、パスワードの認証は、指定ドメインコントローラ/サーバーで行います。 認証が一箇所で行えることにより、本サーバーでは、パスワードのメンテナンスの必要がなくなります。 また、「ユーザーの自動追加」機能を使用すれば、移譲したサーバーで認証されたユーザーが、本サーバーに自動追加されるため、さらにメンテナンスが容易になります。 ※認証を移譲した場合、Macintosh/FTPサーバーの認証も同様に別サーバーで行われます。 他サーバーへの認証の移譲設定 「詳細設定」において、「ドメインコントローラ」を「認証を別サーバーに委ねる」にして、「認証を委ねるサーバー名」にサーバー名を設定してください。 ■WINS WINSはWindows環境下における、IPアドレスとコンピュータ名の関連付けを行うネームサーバーです。 本製品では、「ドメインコントローラ」にした場合、WINSサーバーとして動作するようになります。 ネットワークがルータをまたぐ場合は必ず、ローカルネットワークにおいても、WINSサーバーを使用すると名前解決がスムーズに行われます。 本サーバーを「ドメインコントローラ」以外に設定した場合で、ネットワーク上にWINSサーバーがある場合、「詳細設定」において「WINSサーバー」を極力設定してください。 ■コンピュータブラウジング 「ネットワークコンピュータ」「マイネットワーク」では、コンピュータの一覧が表示されますが、それら、ネットワーク上の共有資源を管理するのが、マスタブラウザと呼ばれる機能です。 マスタブラウザは、ネットワーク上で、必要に応じて、いずれかのWindowsPCが担います。 本サーバーは、ドメインコントローラの設定により、以下のレベルで、マスタブラウザといしての役割の担いやすさが変わります。 ■各設定における詳細情報 「詳細設定」における、「ドメインコントローラ」の設定による違い。
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