ソフトウェアミラーリングは、特別なハードウェアを使用せず、ソフト的に2台のディスクをミラーリングする方法です。
ハードウェアミラーリングに比べ、CPUで処理し、2台のディスクにそれぞれ書き込みの処理を行う分、多少パフォーマンスの劣化があります。また、障害時、ハードウェアミラーリングよりも、復旧の操作が複雑になります。
ミラーリングする場合の設定手順は
・「ミラーリングの設定/復旧」「ミラーを新たに作成」
・「ディスクの割当て」
・「設定状況の確認」
となります。
「ミラーリングの設定/復旧」では、以下のような設定画面となります。
ミラー構成されたディスクが存在しない時
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----| ディスクのミラーリング(2重化)
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ミラーを新たに作成
ミラーを[マスタ]ディスクから復旧
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# 終了 |
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ミラー構成されたディスクが存在する時
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----| ディスクのミラーリング(2重化)
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ミラーを新たに作成
ミラーを[マスタ]ディスクから復旧
既存ミラーディスクの[分離]
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# 終了 |
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ミラーを新たに作成
2台のほぼ同容量のディスクが接続されている時、その2台を使用して、ソフトウェアミラーリング構成とします。
※2台のディスクは初期化する必要はありません。
※2台のディスクの内容はすべて消去されます。
※2台のサイズが異なるとき、小さい方のサイズでミラー構築されます。
---------------| ミラーを新たに作成
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現在のミラー設定状況 :
ミラーなし、または設定エラー
ミラーにする1台目のディスク
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[1]QUANTUM FIREBALL_TM3200A(3.1G) |
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[2]QUANTUM FIREBALL ST3.2A(3.2GB)
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ミラーにする2台目のディスク
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[1]QUANTUM FIREBALL_TM3200A(3.1G) |
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[2]QUANTUM FIREBALL ST3.2A(3.2GB) |
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[↓][↑]キーで、[マスタ]ディスク、[スレーブ]ディスクを選択したあと、[tab]キーで[OK]にカーソルを送り、[enter]キーを押します。
次の「実行しますか?」という確認画面で、実行する場合は[YES]、キャンセルする場合は[CANCEL]を選択。
構築中は、画面下部にさまざまなメッセージが表示されたのち、下記のような画面となり、処理進行状況が表示されます。
この%が100になるまで、そのままお待ちください。
[resync = 27.4% (884416/3140800) finish=7.3min
speed=5345K/sec]
※しばらくすると、スクリーンセイバーが働いて、画面が消えることがあります。その場合、スペースキーなど、なにかキーを押してください。
※ディスク容量に依存しますが、この処理には、数10分から、数時間かかります。
ミラーを[マスタ]ディスクから復旧
ミラーディスクの1台が故障した場合など、ミラーの1台を入れ替えた場合などに使用します。
以前使用していた、ミラーディスクの1台[マスタ]を元に、今回入れ替えた[スレーブ]ディスクをミラーとして組み込み、ミラーリングを復旧します。
※[マスタ]ディスクは、以前にミラーとして作成されたものでなくてはなりません。
※単独で使用していたディスクを[マスタ]として、ミラーの構築はできません。
※[スレーブ]ディスクの内容はすべて消去されます。
※[スレーブ]ディスクサイズは、[マスタ]以上でなくてはなりません。
-----------| ミラーを[マスタ]ディスクから復旧
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現在のミラー設定状況 :
ミラーなし、または設定エラー
[マスタ]ディスクの選択
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[2]QUANTUM FIREBALL ST3.2A(3.2GB) |
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[スレーブ]ディスクの選択
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[1]QUANTUM FIREBALL_TM3200A(3.1G) |
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[2]QUANTUM FIREBALL ST3.2A(3.2GB) |
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[↓][↑]キーで、[マスタ]ディスク、[スレーブ]ディスクを選択したあと、[tab]キーで[OK]にカーソルを送り、[enter]キーを押します。
次の「実行しますか?」という確認画面で、実行する場合は[YES]、キャンセルする場合は[CANCEL]を選択。
エラー:[マスタ]よりミラー起動できません。[マスタ]は、ミラーの1台として設定されたものでない可能性があります。
のメッセージは、[マスタ]が以前ミラーとして作成されたものでない場合出ます。
指定の2台でミラー構成としたい場合、「ミラーを新たに作成」を使用してください。ただし、ディスクの内容は消去されます。
構築中は、画面下部にさまざまなメッセージが表示されたのち、下記のような画面となり、処理進行状況が表示されます。
この%が100になるまで、そのままお待ちください。
[recovery = 27.4% (884416/3140800) finish=7.3min
speed=5345K/sec]
※しばらくすると、スクリーンセイバーが働いて、画面が消えることがあります。その場合、スペースキーなど、なにかキーを押してください。
※ディスク容量に依存しますが、この処理には、数10分から、数時間かかります。
既存ミラーディスクの分離
現在ミラー構成されているディスクを分離し、単独のディスクとして使用できるようにします。
分離処理だけでは、ディスクの内容は維持されます。
ただし、ミラーリング時、小さい方のサイズに合わせて領域がとられているなど、ディスクの容量を使い切れていない場合があります。
一度分離してしまうと、再度ミラー構成とするには、「ミラーを[マスタ]ディスクから復旧」を行ってください。
終了
メニューを終了させます。
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