オプション
「オプション」のページでは、「ディスクの消去」「ディスクのチェック」に関する、処理オプションを指定します。
オプション指定
UNICODEでレポートを保存する
処理終了時のレポートを「保存」ボタンで保存する際、UNICODE(UTF-16)で保存します。
先頭には「BOM(Byte Order Mark)」が付加され、Windowsのメモ帳でそのまま開くことができます。
このオプションを指定しない場合、ANSI(SHIFT-JIS)で保存されます。
システムドライブを消去対象とする
通常の「ディスクの消去」においては、Windowsシステムドライブ、Windowsシステムドライブを含むディスクは、消去時メッセージが表示されて、選択できないようになっています。
このオプションは、システムドライブとして認識されていても消去を可能とするためのものです。
ただし、このオプションが選択できるのは、WindowxXP以前の場合のみです。
可能な限りのプログラム、バックグラウンドで実行されているサービスの停止を行ったうえで、このオプションを指定してシステムドライブの消去を行った場合、「ある程度」のディスク内は消去が可能な場合があります。
少なくとも起動は不可となりますが、以下のような問題が発生しますので、十分ご理解の上、ご利用ください。
・「ピーマン」の実行自体Windowsシステムを必要とします。また、実行されている他のシステムも、Windowsシステムを必要として稼働していますので、それがディスク上から失われていくことで、多くの場合途中でWindowsシステムがハングアップします。
・使用中でロックされているファイルがあり、それらは消去されずに残ることがあります。
・どの程度消去されるかは、システムの状態によります。実行後、ディスク内容をご確認ください。
指定セクタ毎フラッシュする(USB/iSCSI等で有効)
通常の消去処理では、連続してディスク全体の書き込みを行います。
このオプションを指定すると、選択したセクタの処理毎、書き込み内容をディスクにフラッシュする処理を行います。
処理速度は遅くなりますが、特にUSB/iSCSI等接続のディスク/メモリにおいて、このオプション指定を行わないと、連続書き込みが正しく行われないケースがあります。
書き込み時バッファリングしない
通常の消去処理では、Windowsによって書き込み時にバッファリングが行われ、ディスクへの書き込みに遅延が生じます。
通常の書き込み処理で問題が発生する場合、このオプションを指定することで、問題が回避できる場合があります。 処理速度は若干低下します。
エラー時の詳細セクタカウントを行わない
消去/チェック時、書き込み/読込エラーが発生した場合、通常では、1セクタ毎詳細に再試行を試み、エラーをカウントしていきます。
このオプション指定をすると、より大きい通常の処理単位毎、全体をエラーとして処理し、カウントするようにします。
エラーが多く発生するドライブでは、この指定をすると、処理が早く行われます。
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