「ピーマンPRO」オンラインマニュアル    

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「Windows消去プログラム」の操作-> ディスクの読込チェック

ディスクのチェック

使用中のパソコンに接続されているハードディスク、MO、フロッピーディスク、メモリカードなどの読込チェックを行います。
ディスクの読み取り障害がないかどうかのチェック、消去後、ディスク内データが、すべてゼロとなっているかどうかの確認に、使用できます。



※この機能は、「ディスクの消去」時、「読込検証」と、同等の内容です。
※この処理では、ディスク/ドライブ内のデータは一切変更されません。
また、システムドライブ(C:ドライブなど)もチェックできる場合があります。


ディスク/ドライブの指定



消去をC,D,・・・などドライブ単位で行うか、物理的なディスク単位で行うかの選択です。

ドライブ単位
Windowsでは、フロッピーディスクなど、リムーバブルディスク(入れ替え可能なもの)では、基本的にディスク単位、ハードディスクでは、パーティション単位にA,C,D・・・などのドライブ文字が振られています。このドライブ単位にチェックを行う場合、「ドライブ単位」を選択してください。

ディスク単位
ハードディスク、MOなどでは、パーティションに関係なく、ディスク全体を選択することができます。その場合、パーティション情報も含め、ディスク内すべてのデータがチェックされます。
ドライブ文字が割り振られていないディスク、フォーマットされていないディスクも、ディスク単位の場合は選択できます。


チェックするドライブ/ディスクの選択

「ディスク単位」か「ドライブ単位」かを指定後、消去するドライブ/ディスクを選択してください。

ディスク情報

ディスクの消去」をご覧ください。

ディスクの詳細情報

ディスクの消去」をご覧ください。

レポート追加情報

ディスクの消去」をご覧ください。


処理オプション

処理オプションを選択してください。




エラー時中断

途中でディスクの読み込みエラーが発生した場合、処理を中断するか、無視して継続するかの選択です。
無視して継続する場合、エラー件数(RD)がカウントされます。

ゼロ以外時中断
ディスクを順次読み取っていき、ゼロ以外の場所があった場合、処理を中断します。
中断しない場合、VR(Verify Error)としてカウントアップされ表示されます。

ただし、以下のオプションで「第一セクタと比較」を選択した場合は、ゼロではなく、第一セクタの内容と比較され、異なる箇所があった場合中断/VRのカウントアップが行われます。

ゼロではなく、第一セクタと比較
ディスク内容をゼロではなく、第一セクタの内容と同じかどうかのチェックを行います。
これは、「エンハンストセキュア消去」が行われたディスクにおいて、内容はゼロではなく、特定のパターンが書き込まれていることがあり、その場合の読み込み検証に使用するものです。
まず第一セクタ(512バイト)を読み取り、以降のセクタを512バイト単位で比較していきます。
VR(Verify Error)として表示されるカウントは、第一セクタと異なる内容のセクタ数となります。


チェック実行

このボタンを押して、処理を開始します。

開始時に発生するエラー

ディスクはロックされています(Secure Locked)
ディスクにはHDDパスワードが設定されているため、読み書き処理を行うことができません。
解除するには、「起動消去プログラム」「ユーティリティ」での「HDDパスワードの消去」をお使いください。

ドライブが開けません/ドライブを使用できません(ロック)
指定のドライブ/ディスクのオープンができません。
エクスプローラでフォルダが表示されている場合も含め、そのドライブ/ディスク上のプログラム、ファイルが使用されている場合に表示されます。

USBメモリなどリームーバブルメディアの場合は、一度抜いてからお試しください。
ハードディスク等では、バックグラウンドでのサービスプログラムも含め、ファイルが使用されていないがどうかご確認ください。



消去実行中の表示

処理中画面では、開始/終了時刻、エラー件数が確認できます。

RD: READ(読み込み)エラーの件数です。
VR: VERIFY(検証)エラーの件数す。

エラー件数について


エラー件数としては、 read(読み込み)、verify(検証)のそれぞれでカウントされます。
単位は、1セクタ=512バイトのセクタ数です。
READエラー 読み込みができなかった件数です。
この件数x512バイト分は、ディスク内容は不明となります。
VERIFYエラー 読込検証を行った場合のみ。
読込を行ったデータにゼロ以外があった(第一セクタと比較の場合は異なる箇所があった)、 セクタ数です。
READエラーの箇所は、VERIFYエラーには含まれません。

処理の中断

右下「処理中断」ボタンで、処理を中断することができます。


終了レポート

処理が終了すると、「終了レポート」が表示されます。
詳しくは「ディスクの消去」をご覧ください。


終了確認


「終了確認」ボタンで、処理画面を閉じます。